このたび、某企業様の敷地内にビオトープを造作させていただきました。

ビオトープとは、もともとその地域に生息していた動植物が、自然のままに暮らせるよう再現した空間のことです。
水辺や草地、樹木などを整備し、生態系を守る役割も担っています。
都市開発や工場建設で失われがちな自然環境を取り戻す取り組みとして、全国でも広がっています。

今回の現場は、調整区域内を造成して新工場を建設した場所。
「少しでも元の自然や動植物が戻ってきてほしい」という想いから、ビオトープづくりを計画しました。

そして完成後、さっそく一番乗りで姿を見せてくれたのはおたまじゃくしたち。
水辺を気持ちよさそうに泳ぐ姿に、スタッフ一同とても嬉しい気持ちになりました。

これからこの場所が、さまざまな生き物の新たな住処となり、地域の自然再生に少しでも貢献できればと思います。